第2回目の銘柄分析は「宮地エンジニアリンググループ(3431)」です。
こちらの会社は全く聞いたことがありませんでした。四季報を見ると、「橋梁建設・保全エンジニアリング会社。」と記載されています。
まずは定量分析から。
◆売上高、営業利益の推移
売上高はやや凹凸がありますが、基本的に右肩上がりで直近5年間も順調に拡大しています。
営業利益も同様で2025年は営業利益は過去最高の予想です。
配当利回りは5.02%。
連続増配は1期となっていますが、2013年以降は減配がなく、増配傾向が続いており、しかもかなりの勢いで増配しています。
配当性向は60%とやや高く、業績の拡大が続くことが増配の条件となりそうです。
◆株価水準
PER13.1倍。PBR1.34倍。割高感はありません。
過去5年のPERレンジではやや高いところにあるようです。
直近の株価は下落傾向で2024年7月4日の高値2530円から23%下落の1953円となっています。
◆投資判断
配当利回り5%超が強烈です。決算資料を見ると高速道路の大規模更新・保全関連工事の発注が今後(2030年頃まで)見込まれているようですが、国土交通省の発注実績の減少が著しいとのこと。このあたりが、最近の株価の下落の要因かもしれません。3月一括配当なので、早めに購入する予定です。30株購入します。